超簡単に「使えるEAか否か」を判別するバックテスト方法があります!
これを僕は勝手に、
悪魔のバックテスト
と呼んでいますww
これを使えば、ほとんどのクソEAは簡単にあぶりだせます。
みなさんも良かったら試してみて下さい。
悪魔のバックテスト方法
「SL値をちょっと変更してみる」
これです。これ最強です。
MAXの損切りをつかさどるSL値(ストップロス値)、これを微妙に変更してみるんです。
例えばSLが50pipsのEAだとします。
これを45とか40に設定してテストしてみて下さい。
ポイントは、
・あまり極端に変えない。
→極端に変更しすぎても意味は無いです。ロジック自体が無意味になる可能性があります。
・増やすよりも減らしてみる。
→50pipsだった場合、60にしてもあんまり変化が無い場合が多いですが、40にすると・・・劇的に変化するものが現れます。
僕のEA、Lightningの場合は損切りをトータルPipsで換算していますので、そういうEAはその部分をいじくってみて下さい。
たった10pips損切りを小さくしただけで、デフォルト設定では綺麗な右肩上がりだったEAが、
「見事に右肩下がり」
になることがあります。
これが代表的なクソEA。
まさにオーバーフィッティング型EAですね。
このテストの重要性
結局優秀なロジックって、ある程度普遍的な優位性があるはずなんですよ。
優位にエントリーしてるから、勝てる。という至極単純な理屈です。
だから極端な話、ロジック説明なんて一切無くてもポジション見てれば分かります。
「あぁそういうことね」って。
やってること、その優位性がわかるんです。これがいいEA。
逆にポジション見ててもイマイチわからないEA、これが危険なんです。
バックテストありきで作られているEAってまさにそこが甘いんです。
だから利益クローズありきで最初から”設定”してしまう。
正直、公開バックテスト上でSL(MAXDD)にかかった履歴がなければ”かなりクロい”です。
これは作者さんですらも罠にはまります。
特にトレードをあまり勉強していない方のEAはこのパターンが非常に多い!
確信犯ももちろんいますし、実はご自身でもこれで正解だと信じてやまない方もいます。
でも両者とも共通するのは、リリースするたびそこが最高点に近くて、そこを頂点にして成績は下降してしまう。
バックテストの延長でグラフは続いていくはずなのに、バックテストのグラフとフォワードのグラフの形が全然違う・・・。
なぜだ!なぜ俺のEAはフォワードでは勝てないんだ!!
理由はこれです。
だからバックテストであまりにも綺麗な曲線を僕は全く信用しないんですね~。
【おまけ&まとめ】
購入前:公開バックテストの簡単判別
・SL(MAXDD)に数回引っかかっているかどうか→当然引っかかっているべきです。
購入後:バックテストの方法
・SLを変更してテスト→著しく成績が落ちれば限りなくアウトに近い。
是非、あなたのEA達にもお試し下さい。
きっと面白い結果が待っていますよ。