先日、楽天FXで配信レートのスプレッドが15円を超えるというとんでもない事態がありました。
ポジション(特に売り)を持っていた方はほとんどがロスカット、おそらく追証でしょう。
とは言ってもこれはさすがにやりすぎ、人為的なミスかバグかはわかりませんが、楽天も非を認めているようです。
ただ、肝心なのはそこではなく・・・FX会社にはこういうことが出来る権利があるってことですね。
例えばじゃあ今回の事例が、10円だったらどうなのか?5円だったら?1円だったら?
いやいやいつもよりほんの10銭だけ上乗せされたら・・・?
その10銭が命取りとなり退場する方もいるでしょう。
しかしもちろんこれは合法。そしてさじ加減は全て会社に委ねられている。
僕が国内証券(B確定の)を使わなくなった最大の原因がここだったりします。
なんとなく国内だから安全・・・だと思うのは大きな間違いで、彼らも営利目的で運営している以上、あらゆる策は打ってきます。
時期的にも期末ですし、日本企業は一番ノルマに追われる時期ですよね・・・
邪推ですが案外大外れはしていないと思います。
スプレッドを設定するのは”人間”ですからね。
じゃあどこの会社使っても結局一緒なの?
委ねることしかできないの?
と尋ねられると、答えはYesです。
僕らユーザーは所詮”顧客”。
売り上げを取るための大事なお客様であり、カゴの中の鳥であり、実験台にしか過ぎません。
自分の身は自分で守るほかありません。
また、投資の世界は残酷です。
中途半端な覚悟では食い物にされるだけです。
どんなことでも”絶対はない”のがこの世界。
まぁ、人生と同じですよね・・・気をつけましょう。