こんにちは。ゆうしゃです。
トレードシステムの入手方法はいろいろありますね。
・有料EAを購入する
・無料EAを入手する
・自分でEAを作成する
・MT4をコピーする
・MAM/PAMM口座を開設する
などなど。
どれも一長一短、どれが正解という訳ではありません。
ただ、トレードを実際に行うなら、システム購入にかかる資金は少なければ少ないほどいいのはもちろんです。
基本的にシステムは転売も返品も出来ないですから、システム購入にかかったお金は純損失となります。
では次に考えてみたいのが、そのシステムのお値段です。
高いほどいいシステムで、安い、ましてや無料のシステムなんて使えない。
そういうイメージをお持ちの方はおられませんか?
ひとつ面白いお話を。
海外のある有名ゴルフメーカーA社が、日本のゴルフクラブ市場に参入してきた時のこと。
彼らのクラブは本国では300ドル(約3万円)ほどで販売され、非常に人気を博していました。
しかし、満を持して日本で販売を開始したところ……全く売れない。
性能には自信を持っていたA社は、この惨状を分析しました。
当時、日本のゴルフクラブの価格帯はドライバーで約8万円〜10万円。
それに対してA社の主力ドライバーは約3万円。
日本人の価値観の中にある、「高いものほどいい」「安物はダメ」という概念が生み出した失敗だったのです。
同社はすぐにドライバーのマイナーチェンジ(色を高級感のあるものにかえただけ)し、価格を99800円で売り出しました。
すると、新しいもの好きでもある日本人顧客達に、そのドライバーは飛ぶように売れたと言います。
そのものの性能に関係なく、私達はさまざまなフィルターを通して物事を見てしまいます。
・高級なものの方が、安物より高性能である
・新しいものの方が、古いものより高性能である
・プロが作ったものの方が、素人が作ったものより高性能である
どうですか?
文末に「可能性が高い」という文言をつければ、少しはマシになりますね。
要するに、決めつけは一番危険だという事です。本質を見抜けず、失敗することになります。
さて、話を戻して、高価なEAと無料or安価なEAのメリットデメリットをまとめたいと思います。
※ロジック的には同レベルであった場合、と仮定します。
高価なEAのメリット
・使用者が少なくなるので、手厚いサポートが受けやすい
・使用者が少なくなるので、トレードエッジが利きやすい
・最初にお金を使っているので、システムを長く使おうと努力する(メンタル面)
高価なEAのデメリット
・初期投資がかかる
・戦略を複数持てない
・ダメだった場合、諦めがきかない(メンタル面)
安価なEA(無料EA含む)のメリット
・初期投資がかからず、トレード資金に回せる
・複数の戦略を試せる
・ダメだった場合でも諦めがきく(メンタル面)
・割り切ってデモ運用出来る
安価なEA(無料EA含む)のデメリット
・使用者が多くなるとサポートがまわらない場合がある
・使用者が多くなるとトレードエッジが薄れる危険性がある
・口座縛り、設定が変更出来ないなどの不自由がある場合がある
・安いからとすぐに諦めてしまう(メンタル面)
こんな感じですかね。
ね?一長一短でしょう?
じゃあどれを選ぼうか、という話になります。
正直、どれを選んでも…同じです。
正解はひとつだけ。
勝てるかどうか。
現在も勝ち続けているかどうか。
これを最優先して下さい。
これが成り立つならば、有料であろうが無料であろうが手数料がかかろうが、そんなことは小さな問題です。
まずしっかり勝たないと、自動売買をおこなっていく意味は無いのです。
勝ち続けているシステム探しは、難しくも楽しいものです。
ひとつ紹介しておきます。
現在も勝ち続けているシステムトレード。
わくわくしてきませんか?こんな成績。
これがシステム探しの醍醐味です。