ついについにこの時がきました!
オーストラリアの優良FXブローカー、ペッパーストーン社が日本人顧客の新規受け入れを停止&既存顧客の締め出しをおこないます。
日本の金融庁からの圧力に屈した形となってしまいましたが、今後の海外FX界はどうなっていくんでしょうか?
公式発表内容(メール転載)
Pepperstoneお客様各位
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
ここ数ヶ月、Pepperstoneではオーストラリア証券投資委員会(ASIC)と密接に協議を行い、特に日本在住のお客様へのサービス提供に係る弊社の規定について話し合いを進めてまいりました。
現在、Pepperstoneでは、日本の第一種金融商品取引業者としての許認可を取得していないため、同許認可を取得するまでの間、日本在住のお客様へサービス提供を行うことが適切ではないとの決定に至りました。
上記決定を受け、本日2014年10月2日(木)以降、日本在住のお客様からの新規口座開設をお受けすることが出来なくなりました。また、既存のお客様に関しましては、2014年12月31日(水)までお取引を続けて頂くことは可能ですが、12月31日の全ポジション決済・口座閉鎖に向けて保有ポジションの管理を行って頂きますようお願い致します。
なお、こちらの決定は、日本在住のお客様のみ対象となります。
今後の流れ
Date Event
2014年10月2日 日本在住のお客様からの新規口座開設の受入を停止
既存のお客様に関しましては、サーバー時間の2014年12月31日01:00(日本時間 8:00AM)までお取引頂けます。
2014年12月31日 全ての保有ポジションは、サーバー時間の2014年12月31日01:00(日本時間 8:00AM)に、その時点でのマーケットプライスで強制決済となり、お客様の取引口座の取引機能は無効となります。口座残高は、そのまま口座に残りますので、お客様のご希望のタイミングでご出金頂けます。詳しい内容に関しましては、よくあるご質問(FAQ)をご参照ください。
本件に関し、ご不明な点がございましたら、日本語サポートまでご連絡くださいませ。
The Pepperstone Team
これによると既に現時点で新規顧客の受け入れは禁止。
さらに既存顧客もトレードは年末までで終了、という形になります。
「同許認可を取得するまでの間」とにおわせてはいるものの、早急な解決は厳しそうですので実質の撤退となるかと思います。
ペッパーストーン以外のオーストラリア系ブローカーも危ない?
可能性はもちろん高いでしょうね。
すでに撤退を決めているブローカーもありますが、その他にもバイナリーオプションのハイローオーストラリア等も怪しくなってきます。
柔軟にNZなどへの本社機能移転を決めたブローカーもたくさんありますね。NZだから大丈夫、ということでもありませんが…。
比較的安全なブローカーは?
移転先を考える上ではやはりこういった影響が出にくいところがベストです。
キプロス、マルタなどの当局の規制が緩やかな地域にあるブローカーがやはりベスト、ということになりますね。
僕はもちろんTier1FXに全てのトレード環境を移します。(現在も徐々に移行中でした)
選択肢のひとつとしてTier1FXをどうぞ。
また一部はXm.comを使用します。
ここも規制等には強そうです。
日本の金融庁は世界中に警告を発信していますが、そもそも国内ブローカーのあくどい営業スタイルやレバレッジ規制が顧客流入の発端であることは認識すべきだと思います。
僕らは普通にトレードしたいだけ。ただそれだけなんですがね…。