バックテストはEA自動売買トレーダーにとって、ごくごく当たり前の作業だと思います。
新しいシステムを作った時、手に入れた時、パラメータの最適化を図りたい時、一度はおこなったことがあるかと思います。
バックテスト成績のいいEAを見付けた時、
「おお!!このEA、10年間で利益10億とか!!!wwww聖杯キタコレ!!!wwww」
ってなった方、多いですよねw分かります。
バニーホップも、公式にBT結果を載せていただいておりますが、それはそれは凄まじいものです。
特に複利モードで運用テストを行うと、とんでもない成績となります。
別に誇大でもなんでもありません。
そうなるんです。
FXで勝てる思考をお持ちの方なら分かるはずですが、そう”なる”んです。
当たり前です。
トレードの戦略が正しくて、適切に約定していれば、あとはロットを賭けて試行回数を稼ぐだけですから。
もちろんバックテストの結果をごまかしたり、特定の期間だけバックテストされないようにプログラムされてたりなんていう極悪なEAも存在します。(体験済み)
無論そう言ったEAは販売開始時が利益のピークであることが多く、ずるずると沈んでいきます。
ただ、普通にしっかりとしたEAは、それまでと同じように動きます。
EAに意思はありませんから、過去と全く同じように動きます。
意思があるのは使用するニンゲン……
前回の記事でも書いた通り、ニンゲンの心とは恐ろしいものです。
僕はEAを信じるためにバックテストを重ねます。
これはプロトレーダーが自分を律するために休日に検証トレードをおこなう行為と同じです。
勝つことを理解し、それを実践しなければ勝てないことも理解する。
それがバックテストの真の役割だと思っています。