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FX自動売買は退屈です。
退屈だからいいのかも知れません。
刺激的な投資は正直もうコリゴリだったりします笑
それこそ普段忘れているくらい放っておいて・・・勝手にちょっと増えているくらいがちょうどいい。
ということで今回はFX以外の自動売買を始めてみました。
THEO(テオ)、いわゆるロボットアドバイザーです。
公式サイトはこちら
動画も撮ってみました。
とりあえずまずは少額から積み立てていきたいと思います。
退屈な投資、一つ追加です。
メルマガではFX自動売買の収支報告を主に行なっています。
次回以降はTHEOの収支も定期的に報告していきますので、よろしければご登録お願いします！
人工知能搭載型のシステム……なんだか夢が膨らみますね～！
自分で考えて、相場に応じて戦略を変更してくれるシステム…そんなこといいな、できたらいいな。
人工知能というとみなさん、ドラえもんとかアトムとか、あとはターミネーター的なものをイメージすると思うんですよ。
本当に人間みたいに自分で考えて、自分で行動するロボット。
夢ですよね～いずれ実現して欲しいです。
でも、現代の人工知能は正直まだまだそのレベルでは無いんです…残念ながら。
将棋の電王戦、コンピューターとプロ棋士が戦う！みたいなのありましたよね。
あれなんかまさにそうなんですが、コンピューターは超絶に膨大な過去の棋譜をまず憶えとるワケです。
で、どんな手が来ても最善の勝ちパターンの一手を打ち続けることが出来る。
それは過去のデータから勝ちへの道筋の最短距離を出せるからです。
だからイレギュラーにはちょっと弱い。
変な手（ありえない手）を指されちゃうととたんに困ることもあるわけです。
実際にその隙を突いて勝負が決まったものもありました。
だから開発者は突発的な変な手が来ることも予想し、それさえもプログラムして次の戦いに望む、と。
これって真の人工知能ではないと思うんですよ。
所詮は、感知センサーとその後行動させるプログラム作動による動きでしかない…。
感知して数秒置いて、信号の色を変更する。
「感知型信号機」と本質的に何が違うねん、って話ですわ。
でもそれが”今の”人工知能。
そして…何かに似ていると思いませんか？
もちろんいいところまではいくとは思いますが。
センサーの数を膨大にして、行動パターンもそれに応じて膨大に、なおかつ行動の記憶をして、成功だったか失敗だったかを判断して、それを学習させて……という感じですかね。
もはや人間ですｗ
ふふ、人間を作るのがいかに難しいかが分かります。
話を戻します。
大前提ですが、EAはそもそも人工知能と呼べますよ（笑）
だって、自分で判断してポジションとって、自分で判断してクローズするんですから。
これだって立派なAIですよ。
問題はその複雑さにあると思います。
状況判断を司るのはもちろんプログラム内容ですが、EAによっては超絶に単純なものもあれば超絶に複雑なものもあります。
単純なものはイコール前述の信号機のような感じです。
センサーオン→ポジションエントリー→TP,SL注文入れる→結果待ち
それに対して複雑なものはもうちょっとセンサーが多いだけです。
センサーオン→予備センサーの数値確認→予備センサー第二号の数値確認→全てのセンサーのシグナルが正→ポジションサイズ確認→ポジション数確認→結果に基づきLot確定→ポジションエントリー→数分間の動き確認→異常なしなので正→価格変動により含み損拡大→予備センサー第三号感知確認→予備センサー第二号の数値再確認→ナンピンポジションエントリー→相場状況確認→トータルで利益になること確認→クローズセンサー点灯→クローズセンサー第二号確認→第二号が点灯していないためポジション保有継続→時間経過で第三号センサー点灯→全ポジションクローズ
みたいな感じ（笑）
これを時間帯に応じてさらに数パターン持ってたり…。
立派な人工知能ですわ～～。
相場に合わせて戦略を変更していると言えますね。（通用しているかしていないかは置いておいて）
一概に単純か複雑かでEA性能の良し悪しを計ることは出来ません。
単純だからこそどんな相場にも対応出来るというEAもありますし、複雑だからこそ対応出来るというEAもあります。
それぞれ同じ人工知能、同じ自動売買という仲間でも、こんなに違いがあるものなんですよ。
だから「自動売買システム」とひとくくりに考えず、それぞれ全く別のロボット（装置）だというくらいの認識でいる方が賢明ですね～。
自分がどのような”タイプ”のEAを使用しているのか理解しているだけでも随分違いますから。
あ、ちなみに「人工知能搭載型EA」と銘打たれたもののよくあるパターンは、
・前回までの結果（取引履歴）に応じてLotを変えるもの
・前回までの結果（取引履歴）に応じて取引時間帯を変えるもの
あとはちょっと高度だと、
・トレードが終わると常に内部数値を最適化して最新の動きに合わせるもの
あたりが多いかと思います。
ま、どちらもそれが出来たからといってイコール優秀とは限らないのは…お察しの通りです＾＾；
「この包丁を使うだけで明日からあなたもいきなり三ツ星シェフに！」
「この車を買うだけでどんな遠距離の通勤でもたった5分で到着できます！」
「このブランドのシャツを羽織るだけであなたの周りに美女がウヨウヨ寄ってきます！！」
と書いても、まぁ買う人はいないでしょうｗ
「このソフトを使っただけで明日から毎日+100pipsが！」
「このマル秘EAは勝率100%！セットするだけで月40万円以上の収入が約束されます！」
「空き時間にこのシグナルに従うだけで給料以上の副収入ラクラクGET！」
なのに何故かこれだと買う人が結構いる不思議！
面白いですね。何が違うんですかね。
悪質な商材をついつい買っちゃう方は多いです。
2980円のEA。
29800円のEA。
298000円のEA。
直感でどれが一番勝てそうですか？
EAの値段、数万円なら僕はガンガン買ってもいいと思ってます。
試してポイ出来るし。手品の種を買うみたいなもんですよ。
それで本当に優秀なら自分も使えばいいんですから。
その数万円すらもケチらなければダメなら、投資は止めた方がいいです。
でも、20万30万…100万となってくると話は違います。
と言っても、単純に高額だから問題なのではなく、高額だから買いたくなってしまう心が問題なんです。
要は、「高すぎるから逆に信用してしまう」という心の動きが痛すぎる、というところです。
向こうもまさにそれを狙ってます。
EAの値段なんて、正直いくらでもいいんですよ。これは販売者が勝手に決めますからね。
別にタダでもいいし、1億円だっていいんです。
大体トレーダー兼販売者の方は、数万円が多いですね。
自分で大体それくらいの価値だと認識できているわけです。
それに対して、冒頭にも書いたような煽り系のマーケッター経由のものは、
398000円！
そのバージョンアップ版が498000円！
そのプレミアム版が998000円！
みたいな売り方してきますｗ
高い！！
でも待てよ……一般の方は思うわけです。
かたや数万円…それに対してこっちは数十倍…ということはこっちの方がより儲かるんじゃないか！ってね。
値段を付けただけですよ。
キーボードのゼロを叩く回数を一回増やしただけで「より優秀かも」なんて思ってもらえるなんて…なんて楽な商売でしょうか。
あ、勘違いしないで下さいね。
「高いものが悪い！詐欺商材だ！」
と言っているわけではないですよ。中には本物もあると信じたいｗ
本当に勝てるEAは100万円だって安いです。僕は買いますよ。
ただ、実際にそれがどんなものか全く分からない場合は、ダメだった時のダメージがとてつもなくデカイから気をつけて！と言いたいんです。
お試し！では済まないから、今度はそれを取り返す長い旅に出ることになります。
迷宮ですよ。そしてまた同じ罠にハマる……可能性もある！
EA、というか商材の目利きは本当に難しいです。
だから結局僕は最終的に「雰囲気・人」で選ぶということに行き着きました。
そしてそれには経験もやはり必要です。
トレードの経験も、商材に騙された経験も、あと人生経験もね。
そして、当然守ってばかりもいられない。
時には買う勇気も必要。だって前に進まないといいEAや情報は手に入りませんから。
限界まで見極めて…試して…ダメならそこから学んで…それの繰り返しです…。
今週はクロス円相場が大きく動いて、いろいろなことがありました。
その中でひとつ気になったことが。
「トラリピの含み損が急拡大しています！助けて下さい」
「止めて決済しようか、両建てで凌ごうか迷っています…」
と狼狽する方々が多数…。
一応前にも書きましたので、まずは記事を。
【止めるべきか、否か】FX自動売買と巨大指標・災害・政情不安について
その上で、トラリピとこういう事態について、僕の考えをお話します。
トラリピEAに関して言うと、こういう場合に止めるなんて選択肢はありえません。
もちろん「助ける」とか「両建てで凌ぐ（？）」なんてことも考えません。
だって、トラップポジションをたくさん取れるんだから、チャンスなんですよ。
ボラも高いしたくさんリピートできる、大チャンスです。
そもそもトラリピって、こういう手法なんですよ^^;
激辛ラーメンを頼んでおいて、辛いから食べられない！薄めよう！って言うようなものです。
それがやりたかったんちゃうんかよ？と。
本来はこういう動きを望んでいたはず…なのに目の前の含み損が大きすぎてもう……なにがなんやら…。
結局損切りや意味不明な両建て股裂き…。
放置していればきっちり勝っていたのに、一体何をやっているの！という方が多過ぎます^^;
本当に相場を読んで”勝てる”人間はトラリピなんて使う必要ないです。
僕のように、
「相場も読めない」
「メンタルも弱い」
「というかもうめんどくさい」
方が使う、非常に効率の悪い手法、それがトラリピです。
だからこそ、考えたら負けなんですよ。
レンジを想定したり…下落が怖くてちょこちょこ止めたりロット変えたり、挙句の果てに両建てしたり…。
そういう裁量要素を入れたくないからトラリピにしたんじゃないの？って思っちゃうんですよね。
・自動
・リスクコントロールが容易
・相場が読めない（裁量手法では勝てない）
・ポジポジ病が解消される
このあたりだと思います。
ということは、自分で手を出せば出すほど、負けに近づくってことです。（これはどんなEA運用でも同じことが言えますが）
正解は決まってます。
ロットと設定、つまりは想定ミスです。
こうなることは最初っから分かっていたわけですね。
・どの程度リスクがとれるのか？
・下落した時にどれくらいのペースで含み損が膨らむことになるのか？
・過去最大の値動きでどの程度の含み損になるのか？
こういった部分は、運用前から確実に分かっている要素です。
他のEAでは分かりにくいんですが、トラリピだけは絶対に分かるんです。
計算出来ますからね。
だから運用スタート時、最も力を注いで下さい。
そして、運用中、「怖い」と感じたら、それは最初のプランが甘かったということ。
小手先の対処に頼るのではなく、いっそ全決済してやり直したほうが賢明ですね。
自分は特別な存在ではないということは、結構早くから気付いていました。
小学校の時、足は速い方でしたが一番では無かった。
中学校の時、テストの点数は悪くは無かったですが、一番では無かった。
高校の時、いろいろな”モテそうなこと”は試しましたが、自分は何がしたいのはという答えは出ず。
大学の時、一番どころか周りを見渡せば劣等感しか生まれてこず、自分が嫌に。
就職して、現場でやっと一番になっても会社内では一番なんてほど遠い。
社会に出れば、とんでもない才能のバケモノや親の莫大な遺産持ちなんかと自分を比べてまた凹む。
僕は器用なタイプだったので、どの場面もそつなくこなしてきたという自信はあります。
でも、気が付けば自分には何もない……そういう自分を変えたい！
そうずっと願ってきました。
「自分自身だけで、身一つだけで何かを成さなければ、きっと誰にも認めてもらえないんだろう」
とずっと考えていましたので、とにかく何か独立して成功したいという気持ちは日に日に強くなっていきました。
でも、その反面、努力はしていませんでした。
普段の仕事でそれなりのポジションにつき、それなりの給料をもらい、飼い慣らされていると自覚しながらも、それに満足している自分がいました。
で、会社倒産を予見し、退職。（会社は1年後に倒産）
なんとかやれるだろうと考えていた投資の世界はあまりにも甘美で、残酷でした。
僕は退職から一年もかからぬうちに、FXに出会ったことを最も後悔する日を迎えるという事態に陥っていました。
資格も学歴もコネもない僕にとって、貯金は唯一のアイデンティティであり、自分を唯一証明してくれるものでした。
それを失った、全て。
全てを失い一ヶ月以上寝込んだ僕は、残った本当に少ない資金でやっと真剣にFXと向き合うことが出来ました。
僕を指導してくれた師匠、励まし見守ってくれた弟、友人、先輩、こういった人達に感謝しつつ、最後の資金であらゆることを試しました。
そしてもちろんそれも最終的には失いました。
残ったのはFXのダメな経験、知識、あとはずっと更新してきたブログ。
成功しなければ、とか、FXで大金持ちにならなければ、とか、そういう考えを捨てました。
なぜなら自分には無理だったから。そんな才能は無かったんです。
だれがなんと言おうと、僕が残した結果は”数百万をたった1、2年で失った”という事実のみ。
じゃあこれからどうするんだ。諦めるのか？
諦めるという選択肢ももちろんなかったです。
だって僕にとって諦めることは死ぬことだったから。
じゃあ生きる限りはなにかしら勝負していかなければいけない。
僕は自分のペースで、限界までいろいろやってみようと決めました。
FXも自分のペースでやる。
つまり、ロットを限界まで小さくし、それで生活するなんて毛頭考えず、とにかく年間でプラスにすることだけを考えました。
ハイレバで一気に数百倍…無理無理。
大金を借りて運用…無理無理。（てか家族に借金返すのが先だ）
月利10%くらいで安定して勝てれば…無理無理。
どんなに泥臭くなってもいいから、とりあえず年間収支プラスを目指す！
今まではマイナス数百万だったんだから、プラマイゼロだって実質”大儲け”なわけです。
このことに気付けて、本当に良かった。
仕事もする。
仕事は拘束時間が短く、休みが多いものを選びました。
もちろん給料は激安ですがそんなことは問題ではない。
自分は勝負するために生きているんだから、その勝負のための時間を他人のために奪われるなんてもってのほかでしたから。
でも、そうはいっても仕事には手は抜かない。
大事なセーフティネットですから、ここでだって出世していけばいい。自分を試してやろう。
アフィリエイトもやってみる。
仕事から帰ったら毎日数時間、FX自動売買のバックテストをしながら、待ち時間でサイト作ったりブログ作ったり。
ここでも天才では無いと自分で気付いていたからこそ、考え付いた戦略がありました。
「1つのサイトで月100円稼げればいいや」
「その月100円のサイトを1000サイト作れば10万円になるはずだ」
この考えは僕にとっては大正解でした。
文章力もない。WEB知識もない。芸術的センスもない。
そういう僕にとっては月100円を目指すことこそ妥当。
そしてそれならなんとか出来るかも…時間さえかければ！
睡眠時間は相当削りました。
仕事中もアイデアを考えてメモ…休み時間はテクニカルの本とサイト作成の本を交互に読む。
で、スマホで記事を下書きして、それを自宅でPCでまとめてアップ。
ただ、前だけを見て進んだ二年間でした。
さきほど収支をまとめていて、先月(2015/07)もプラスで終えたことが分かりました。
今年の月収支の戦歴は、これで6勝1敗。
金額的にも大幅に勝ち越してます。
やっとここまでこれた……やっとです。
達成した喜びは少しありますが、でもまだまだ不安の方が大きいです。
これを継続し続けていくためには、やはりこれからも前だけを見て少しずつ自分のペースで進むほか無いですから。
とにかく、自分の器の中で出来ることを最大限やっていく。
保全も挑戦も、全て自分のペースでやっていく。
これからも一生これが続くのかと思うと、楽しくて仕方ないです、今はね。