相場に理想は通用しない
予想をしてそれを元に売り買いをしかけていくのがトレードですが、予想とは常に理想であるということを忘れてはいけないと思うんです。
理想と現実は違います。
予想はどれだけしてもいいけれど、目の前で実際に起こっている事実、その現実から目を背けないようにして下さい。
事実は何よりも重く、そして何よりも厳しいものです。
実際、その現実から目を背けて大きな含み損を何年も抱えたり、乱高下に心が乱されて無茶なトレードを繰り返して破滅する方を何人も見てきています。
過去の私もそうでした。
私も数回前のメルマガから特に強く警鐘を鳴らしていますが、大きな相場の転換点がきていると感じます。
そしてそれは過去のものともまた違う、新しい波になりそうな気がしています。
それほど最近の相場、そしてそれを取り巻く環境は変化していると感じているからです。
起こらないことなど無い
これから先、どんなことも起こり得ます。
起こり得ることは必ず起こる、というような笑い話的教訓もあります。(マーフィーの法則)
この相場がすぐに落ち着くのか、それともさらに大きなほころびの序章なのか、それは誰にも分かりません。
ただ我々は、何が起きてもそれは特別ではなく、それが相場なんだと受け止めて対処していくほかありません。
大儲けか、大損か。
生き残るか、破滅か。
そういった大勝負・大博打を打たないようにして下さい。
冷静に相場を見つめて、冷静に対処する。
私たちに出来るのはこれだけです。
相場は絶対に逃げません。
もし今負けても傷が浅ければ何度でもやり直せますし、積み立てがマイナスになっても次は安く買えると考えるだけです。
普通に淡々とやれることを。
これが最強であり唯一の道です。
自分を見失わないように大相場を”俯瞰で”楽しみましょう!