勝ち組はどれくらい?
ツイッターでRTされてきたアンケートに、気になるものがありましたのでちょっと紹介したいと思います。
個人投資家の皆様、今年の成績はどうでしたか?
という大変直球のアンケートでした。
そしてその結果は・・・
プラス収支 19%
-20%~0 25%
-50%~20% 42%
退場 14%
1404票を集めたこのアンケート、非常に興味深いです。
やはり負けが多い・・・
まず、率直な感想として「すごいな、えらいな」と思いました。
「負け」と正直に票を入れている人がそれなりの人数いるということです。
ツイッターは自己顕示の場でもあるので、どうしてもいい格好をしたくなりがちです。
そもそも匿名ですしね。
だけどさすがこのアンケートに票を入れる方々は違う・・・しっかり自己で分析されている方が多い証拠です。
そしてやはり・・・負けが多い。
比率で言うと勝ち組1:負け組4、実に相場参加者の80%が負けていることになります。
ツイッターのアンケという性質、さらに退場者や大敗者はツイッターからも離れやすく、勝ち組ほど残りやすい、ということを勘案すれば、実際の比率はさらにシビアでしょう。
おそらくですが勝ち組は1割ほどに落ち着くのではないでしょうか。
負けを認める気持ちは勝ちへの唯一の道
じゃあ今年負け越した人が来年以降どうやって勝っていくのか。
それは負けをどれだけ分析できるかにかかっています。
「今年の成績どうでした?」と人に聞かれた時に「こうでした」と嘘偽りごまかしなく言える人は、もし現状負け越していたとしてもかなり高確率で勝ち組(もしくは他の道)に転じていきます。
要は自分を俯瞰で見て、客観的に成績を評価できているかどうか。これが大事です。
これを読んでくれているみなさんも、今年の収支を振り返る時期にきているはずです。
数字と冷静に向かい合い、自分と冷酷に向かい合い、来年以降の糧にしていただきたいと切に願います。