またまた漫画の名言からご紹介!
「死ねば助かるのに…
今 気配が死んでいた………
背中に勝とうという強さがない ただ 助かろうとしている
負けの込んだ人間が最後に陥る思考回路……
あんたはただ怯えている」
これはアカギという麻雀漫画からの名言で、苦し紛れに逃げの一手を打とうとする男に対して主人公が言い放った一言。
舞台は最後の勝負。巨額の借金かチャラかというまさに瀬戸際。そんな時に訪れたチャンス手。
ここで強くいかなくてどうするんだという、勝負どころを的確に捉えたこの主人公らしい言葉です。
面白いとは思うんですが…投資においては参考にしてはダメ!
これは本当に一か八かの場面での究極のメンタルコントロールだとは思うんですが、そもそもこの状況まで追い込まれたらもうダメですからねw
死ぬ気でやっても助からない
同じアカギの台詞でこういうものもあります。
僕がFX風に以前改変したものをご紹介。
赤木しげる「たとえばFXだ… 世の中には頓狂な奴がいてよ
こんなラチのあかねえ投資に… 自分の分こえた大金
人生さえ賭けちまう奴もいるのさ…… まあそんな奴だから…
頭は悪いんだけど…… 勝ちたい気持ちはスゲェーもんだ…
終盤戦… 勝負処での大事な取引にバカはバカなりに必死さ・・・
もてる全知全能をかけて考える 決断してそして躊躇して… それでもやっぱりこれしかない……て
そりゃもうほとんど自分の魂を切るように 持つポジションがあるんだよ
その魂の乗ったポジ そういうポジを損切らせること…
それはまるで人の心を喰らうようだ…
この世じゃ人の心が一番うまいんだ…… 」
最初の台詞とずいぶん言ってる事が違いますw
つまり、
「切羽詰った勝負どころでは勝負する気持ちは絶対に捨ててはいけない」
と、言いつつも、
「でも俺はそういう気持ちで勝負してきた奴を完膚なきまでに叩きのめせる。そしてそれが最高なんだよね」
ってこと。
だから結局のところ教えてくれてるんです。
そもそも、「どっちにしろ、死んでたんだな…」って。
切れば助かるのに……
FXで切羽詰る状況ってなんでしょう?
もう戻れなくなった時、切るに切れなくなった時、つまり含み損が自分の分を超えて詰みあがった時、ということになります。
神に祈る時、です。
そうなったら結局、”どっちにしろ、死んでた”あの状況と同じです。
つまりはこうなってからでは遅い!!!
だから大事なのはとにかく「ダメだと思ったらすぐ切る」こと。
何でもかんでも損切りまくれ、ということではなく、ダメだと思ったら、です。
感情的に「あーダメ」でもいいし、ルール上ダメでももちろんOK。
とにかくダメなら切る!切ればいいんです。
※もちろんルール上は問題ない場面なのに、ビビって切ってはダメですよ!最初の名言ですよ!
今、目の前のなんでもない1トレードなんて、最初に紹介した男が陥っている状況から考えたら屁みたいなもんでしょう?
負けたら残高は確かに減るけど、莫大な借金になるわけでも命取られるわけでもないし。
というかまたトレードはすぐに出来るんだから、さっさと次の事考えればいいんですよ。
僕らは裏社会の麻雀プロじゃない。
全てのトレードで勝つ必要なんて全く無いんですから。
さっさと逃げる。そしてさっさと次戦に向かう。
もちろん、勝つために、です。お忘れなく!